「雨漏り対策!屋根防水」について  パート②

皆さんこんにちは!

オオサワ創研 ショールームKURE 店長の三島です。

 

今回のパート②では、「陸屋根」のメンテナス方法を詳しくお伝えしていきます。

「鉄筋コンクリート造」に最も多い「陸屋根」には、「屋上防水」という方法で、

雨の侵入を防いでくれています。

さまざまな防水方法がある中、最も多く使われているのが、

「シート防水」と「塗膜防水」です。

それぞれの特徴をより詳しくご説明していきます。

 

「シート防水とは!?」

塩ビ樹脂やゴム系の材料を機械的工程・工法で下地に貼り付けます。施工が容易で期間が短く済みますが、シートなので、複雑な箇所への施工が難しくなります。

合成ゴムやプラスチックを1.2mm~2.5mm程度のシート状に加工します。これは耐候性や施工性に優れ、伸縮性に富んでいますので、建物の収縮に追従性がある優れた防水材です。

しかし、素材がシートなので、凹凸があるような場所には向いていません。

また、穴が開くなどした場合は、劣化したシートを剥がす作業があるので、それだけ工事費用が掛かってしまいます。

 

「塗膜防水とは!?」

大きく分けて2種類あります!

「ウレタン防水」・「FRP防水」が代表とされる塗膜防水です。
主原料は液体で、何重にも重ねて防水加工します。塗膜防水は密着性があるので割れにくく、塗り直しで対処することも可能です。

 

使用法としては液状の樹脂や合成ゴムを下地に塗布、または吹付機により施工して継ぎ目の内防水層を形成します。

ウレタンゴム系以外にも、FRP系やアクリルゴム系なども使用されています

 

 

次回パート③では、屋上防水のメンテナンス時期について、詳しくお伝えしていきます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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