「知っておきたい、外壁塗装の知識:その3」
外装・エクステリア | 投稿日:2018.05.08
こんにちは、オオサワ創研統括店長の今井です。
外壁塗装の相見積りを取ったけど、業者によって金額が違う・・・。
と言う方は是非こちらをお読み下さい。
前回の質問の続きを詳しく、解説したいと思います。
前回の記事はこちら
「金額はどれぐらい?」
②面積積算の仕方・・・の続き
突然来た営業マンにその場で、外壁を測量し見積りを出し、その日のうちに答えを出してもらい、契約を急ぐ業者がいます。
金額はよく分からないけど、説明がしっかりしているから、クレジットローンで月々の支払いを聞くとお得なイメージがしたので・・・、と契約される方も多いです。
もちろん、しっかりしている会社も多いと思いますが、会社の所在地がよく分からない、場所は分かってもマンションの1室であったり、と気づいた時には、もうクーリングオフが出来ない時期で、結局アフターフォロー・メンテナンスをしっかりしてくれるのか?と不安なまま過ごされている方々も多いのが現実です。
本題に戻りますが、外壁を測量することも多いですが、その場で焦って数量出しすると言うことは、計算ミスをしてしまう可能性も多いと言うこと。
図面(立面図・平面図)をお借りして、何度も計算ミスがないか、じっくり計算しないと、金額に大きく差が出ます。
レーザーやスケールを使って積算する、つまり2階の屋根までの高さは測れても、2階のサッシ窓の大きさは正確には測れないと言うことです。
測量する人によっても細かい数字は変わってきますが、外壁の㎡(平米・面積)の出し方は、図面があればより正確な数字が出ます。
最近は図面をPCに取り込めば、外壁の数量を正確に算出するソフトも出ています。
以上の事から、測量する人によって、外壁の㎡が変わり、当然金額も変わってくる、その場で測量・積算するとミスも起こりやすいと言うことです。
③同じ塗料なのに、なぜ値段が違うの?
よくある質問が、同じシリコンで見積りしてもらったのに、金額が違うのはなぜ?
もちろん、各会社の仕入れ値は違いますが、あまり差はないと思われます。
同じシリコンでも、塗料メーカーによって、容姿(塗料の量)が違いますし、一番の違いは、含有率です。
例えば、シリコンの場合、アクリル樹脂とシリコン樹脂の合成樹脂ですが、その中にシリコン樹脂の含有率がどれぐらいなのかで、製品性能が変わってきます。
塗料メーカー・種類によって、それは様々です。
含有率の違いによって、性能・耐久性・金額は当然変わってきます。
次回は、まだまだ多くある質問について詳しく、解説したいと思いますので、お見逃しなく!
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