屋根塗装 長持ちさせるためには??
外装・エクステリア・屋根 | 投稿日:2018.03.30
皆さんこんにちは。オオサワ創研の槇野です。
屋根の塗装を検討している方は「長持ちさせたい」とお考えだと思います。
そこで今回は屋根塗装工事の際に、屋根をより長持ちさせるために必要な道具についてお話します。
【屋根の長持ちアイテム:タスペーサー】
■タスペーサーとは??
↓の写真がタスペーサーです。
使い方としてはカラーベスト(コロニアル)の屋根の瓦と瓦の間に差し込み、瓦同士に隙間をつくります。
【タスペーサーの役割は?】
瓦同士に隙間を作る意味は?
答え:雨水が瓦の重なり部分に溜まるのを防ぐため
実は、瓦同士が密着していると雨水が、瓦の重なり部分に入りこもうとしてしまいます。
(毛細血管現象といいます)
以下の動画はタスペーサーの実験の様子です。ガラスで屋根の形を作り、そこに上から水を流しています。
タスペーサーを入れた状態
(ピンクの線まで水が入り込む)
タスペーサーがない状態
(ピンクの線まで水が入り込む)
写真のように、隙間がないと水がガラスの重なり部分に吸い上げられてしまいます。
雨水が中に入って水が溜まると下地の劣化につながります。また最悪の場合は
雨漏れにつながります。
【屋根塗装とタスペーサーの関係】
タスペーサーを屋根塗装工事で使う理由としてはタスペーサーをせずに塗装をした場合、
瓦同士の重なり部分がさらにくっついてしまうことにあります。そのため結果的に
毛細血管現象が起こりやすくなってしまい、水が瓦内部に侵入する危険性が高まります。
【まとめ】
カラーベストの屋根塗装ではタスペーサーも取付けることをお勧めします。
多少費用は上がってしまうかもしれませんが、屋根を長持ちさせることや
後々の雨漏りのリスクを考えれば損はないと思います。
その他にも屋根についてのお問い合わせ、ご質問のある方はオオサワ創研 広店 までお問い合わせ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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