雨漏りさせない、防水工事
外装・エクステリア・屋根・外壁塗装 | 投稿日:2018.02.16
こんにちは、オオサワ創研統括店長の今井です。
少し前になりますが、屋上防水工事をさせて頂いた工事について、ご紹介します。
弊社、オオサワ創研は、戸建住宅やマンションの室内の、リフォーム・リノベーションが基本的に多いです。
今回は、マンションの屋上防水工事の案件をご紹介させて頂きます。
過去、RC(Reinforced Concrete:鉄筋コンクリート)造の住宅の防水工事は手がけていましたが、これだけ大きな案件は、オオサワ創研では初めてでした。
はじめは、屋上の防水工事のお問い合わせではありませんでした。
室内の洋室の工事中にたまたま、大雨が降り、夜中に天井の上で、ポタポタ音がする、ということで調査をしたところ、雨漏りを発見しました。
雨漏りは心配だということで、原因を追究するため屋上に上がらせてもらいました。
築25年ということでしたが、過去に1度トップコートを施工したのみで、それ以外メンテナンスをしていない状況で、屋上のアスファルト防水はかなり劣化が進行している状態でした。
参考:アスファルト防水とは、道路にも使われているアスファルトを含ませた防水シートを貼り重ねて防水層を構成する施工方法です。新築時の陸屋根にもよく用いられます。
■施工前写真
チェック:水溜りが長年続くと、表面劣化が進行し易くなります。
屋根を点検した結果、全体的に劣化が進んでいることが見受けられましたので、特に劣化が進んでいる箇所を中心に防水処理を行うことになりました。
■高圧洗浄
チェック:長年の汚れやゴミ・コケ等を高圧の洗浄機で除去します。
■立ち上りのシートを撤去
チェック:サンダーで、金物を飛ばします。
■端末処理コーキング(雨養生)
チェック:2次防水としてコーキングを行います。
■脱気筒撤去
脱気筒とは、防水材と下地のコンクリートの間に発生する水蒸気(湿気)を外に排出する為の装置で、湿気による膨らみを発生させない効果があります。
製品やメーカーの仕様書によって異なりますが、約80㎡に1個の割合で取付けることをお勧めします。
チェック:参考画像
■ドレン撤去
■不陸調整
不陸とは水平でないことを言います。
凹凸がある場合、下地処理の後の仕上げ段階で欠陥が起こりやすくなってしまいます。そうならないために、飛び出た部分を削ったり、へこんだ部分をパテなどで埋めてなだらかにします。
上記の様に防水工事をする上で、下地処理が大事になってきます。
丁寧に細かく処理を行うことで、10年保証も出せるのです。
次回はいよいよ仕上げについて、ご紹介していきます。
雨漏りが気になる・・・など、もっと詳しい説明をお聞きになりたい方は、下記連絡先にお問い合わせ下さい。
株式会社オオサワ創研 広店 0120-96-8490