家の火事や地震以外でも火災保険が使える!?意外と知らない火災保険が使えるリフォーム工事⑥
給湯器・洗面室・外装・エクステリア・屋根・おうちの診断・よくある質問・キッチン・お風呂・トイレ・全面リフォーム | 投稿日:2025.01.10
火災保険は加入されていますか?
皆さんは、お家に火災保険を掛けられていますか?新築を建てる時、物件の購入をする時に工務店さんや不動産屋さんに勧められて加入されている方も多いと思います。
ですが、火災保険については加入が義務付けられているものではないので加入をしてない方もいらっしゃると思いますし、また使う事がないという事で保険の更新をしない方もいるのではないでしょうか?
ですが弊社としては、ぜひ火災保険の加入をしておくことをオススメしています!
その理由として、タイトルにあるように火災保険は家屋の火災や地震だけでなく、様々な被害に対しての保険だからです。
前回は弊社で実際に申請した家庭内での突発的事故での保険事例をご紹介させて頂きました。
今回も火災保険申請の流れについてをご紹介させて頂きます。
火災保険申請の流れや必要書類は?
これまでは、火災保険で保険適用となる内容や事例をご紹介させて頂きました。
では、実際にご自宅で事故が起こってしまった際にどのような流れで保険申請をしていくのかをご紹介させて頂きます。
基本的には申請から保険が下りるまでの流れは、下記の図を参照ください。
01|保険会社への事故連絡と工務店へ修理見積依頼
まず、事故が発生した時にお客様にして頂くのが保険会社への事故連絡です。
保険の証書をお手元に用意して、保険会社が設けている事故受け付けセンター等の専用回線で事故報告をお願い致します。報告の際に必要な書類について、保険会社さんから言われますのでメモを取っておきましょう。その必要書類の中に修理見積があるので、工務店さんへの修理見積依頼も同時にしておくと良いです。
また必要書類として現場の現状写真があります。事故状況をそのままにしておいて、工務店さんに来てもらった時に写真を撮ってもらうのも良いですが、弊社では出来るだけ事故が起こった時にお客様自身で撮影をして頂く事をオススメしています。
02|書類が揃ったら、保険会社へ書類郵送
保険申請の際に、必要な書類はほとんどの場合が、下記の通りです。
工務店に依頼した、修理見積書。現場写真と現場報告書。保険会社へ連絡後に郵送される保険会社指定の事故報告書やその他書類。この3点が主に必要となります。
修理見積については、出来るだけ細かく詳細に作られたものだと、保険会社の担当さんも見た時に分かりやすいので、出来るだけ一式価格ではない見積を作ってもらうよう工務店へ伝えましょう。現場写真については、印刷して送る場合とLINEやメール等でお客様自身が保険会社へ送るケースもあるので、ここはケースバイケースです。
保険会社から郵送される書類の中に、返信用の封筒があるので、その封筒に揃えた書類をすべて入れて、保険会社へ返送します。
03|鑑定人による現場確認、もしくは審査完了
事故の内容によっては、提出した書類だけでは判断が出来ずに保険会社から委託された鑑定人が現場に伺い調査をする事があります。その調査を踏まえて、精査し、審査する方法が1つ。もしくは、提出した書類を精査して審査する現場調査がない方法と2つ方法があります。
04|保険会社から正式に結果が通達
上記流れを踏まえて、保険会社から保険が下りたか下りなかったか正式に書類や電話等で連絡がお客様に来ます。
その時に、ぜひ確認して頂きたい事が「保険が下りた工事項目や内容」の確認です。
保険申請の場合、提出した修理見積から減額する事があり、その減額があった際にどの項目が下りなかったかを工務店が知っておきたいからです。
保険申請が下りた工事項目はしないといけないので、そこで漏れがないようにする為です。
05|修繕工事の着工
保険が下りたら、修繕工事に着手できます。審査終了後に着手する理由として3)であげた鑑定人による現場検証が入る可能性があるからです。地震や台風、豪雨などの災害があった時は、お問合せが殺到し保険会社もすぐすぐ動けないケースがあるので、出来るだけ審査終了後の着手をオススメしています。ですが、事故状況として至急工事をしないといけないケースの場合は、保険会社と相談し進める事もあります。
いかがでしたでしょうか?
今回は保険申請の流れについてご紹介させて頂きました。
火災保険と聞いて、火事だけだと思われているお客様も多くいますがご紹したように、様々なケースで使える事があります。
もっと詳しい事が知りたい、うちは保険が使えるのかな?という方は、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせくださいませ。
お家の事はぜひオオサワ創研にお任せ下さい。
ありがとうございました!