トイレの交換って簡単?排水芯って何?実は奥が深いトイレ交換の工事のトリビア!⑥
トイレ | 投稿日:2024.03.02
トイレ交換、商品選びについて
お客様からよく頂くお問い合わせであるのが、
「我が家にあるトイレってなんですか?」
「どんなトイレがオススメですか?」など・・・
トイレと作っているメーカーはとても多く、また種類も多い。
トイレの寿命は10年程と言われています、つまり1回交換すると約10年は使っていくという事です。
だからこそ、我が家にあうトイレについて知りたいですよね?
今回からは、メーカーの特徴というよりもトイレ自体について、どのような種類や特徴があるのかをご紹介させて頂きます。
あくまで、私の持論的な箇所もありますので、ご容赦下さいませ。
トイレの選び、便座編1
前回まではトイレの種類や形状についてご紹介させて頂きました。
今回は、組合せトイレの時に必須!便座についてご紹介させて頂きます。
便座の種類には大きく分けて、3つあります。
①『ウォシュレット』
おしりやビデ等の洗浄機能と便座の暖房機能、その他快適機能を兼ね備えた便座です。ウォシュレットの種類によっては、便座の自動開閉や自動洗浄、お手入れ機能が充実したもの等、商品のバリエーションも様々です。また、ウォシュレットの中にも、洗浄機能で使うお湯を使う瞬間的に沸かす【瞬間式】とお湯を作って貯めておく【貯湯式】の2種類あります。このお湯を作る機能で電気代が抑えられます。
②『暖房便座』
便座の暖房機能のみの便座です。商品によっては脱臭機能が付いたモノもありますが、おしりやビデ等の洗浄機能や自動開閉や自動洗浄等の快適機能は付いていません。ウォシュレットでの洗浄が肌に合わない方や、洗浄機能はいらないけど冷たい便座は嫌だという方にオススメの便座です。
③『普通便座』
洗浄機能や便座の暖房機能が付いていない、シンプルな便座です。電源がいらない便座なので、どこでも取り付けが出来る便座となっております。機能は、便フタがバタンッと勢いよく閉まらない、ソフト閉止機能が商品によってあります。
便座選びの時の注意点は?
上記で便座の種類についてご紹介させて頂きましたが、便座交換の時に注意・気にした方がいい点がいくつかあるので、お伝えしていきます。
【注意点①:固定穴やサイズが合うかどうか?】
基本的に便座取付穴の中心から穴の中心までの距離が約140㎜で、国内のメーカー商品であれば便器側も便座側も穴の位置が一致します。
ですが、便器の大きさがエロンゲートとレギュラーの大きく分けて2種類あり、大きさにあった便座を取り付けないと、形が合わず隙間や凹凸が出来る事があります。
また、トイレの種類によっては、タンクや配管と干渉して稀に取り付けが出来ない事もありますので要注意です。
※TOTO レストルームカタログ引用
【注意点②:コンセントがあるか?コンセントが使えるか?】
普通便座から、ウォシュレットにする場合、部屋の中にコンセントが元々ない事があります。コンセントがないと、ウォシュレットや暖房便座も使えないので、電源を持ってくるところから工事が必要です。
また、ウォシュレットや暖房便座が使えなくなって交換される方もいらっしゃいますが、原因が便座本体の故障ではなく、コンセントの故障だったというケースもあります。
便座が反応しなくなったら、ドライヤーや他の家電を使ってコンセントがちゃんと使えるかを確認すると安心ですね。
【注意点③:給水位置やコンセント位置が遠くてホースが届くか?】
お家によっては給水の立ち上げっている位置やコンセントがある位置が違うと思いますが、給水ホースや電源コードにも長さの限界があり、稀に届かない事があります。
そうなると、延長ホースを別で頼んだり、フレキ管で現場延長、延長コードで繋ぐ等の現場での造作が必要となります。
いかがでしたでしょうか?
今回は便座の種類や、交換に伴う注意点をご紹介させて頂きました。
ウォシュレットの場合、操作を便座横についている操作盤でするか、壁リモコンで操作をするかでも変わってきます。本体の操作盤で操作する場合は、体をひねる動作があるので壁リモコンで操作をするタイプがとても人気です。
便座交換をご自分でされるお客様も最近は増えておりますので、ぜひ交換する際は上記3つの注意点を気にしてみて下さい。
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