キッチンの形や種類、オススメのメーカーさんは?キッチンリフォームを徹底解説④
キッチン | 投稿日:2024.03.01
今お使いのキッチンにご不満はないですか?
突然ですが皆さんは、今お使いのキッチンにご不満はありませんか?
実はキッチンリフォームをされるお客様のほとんどは壊れてから工事をするのではなく、日頃使っている中での不満を解消したくてされています。
ですが、キッチンリフォームはお風呂やトイレ等の水廻り設備工事の中で比較的費用がかかる事が多く、また形や種類・メーカーさんの特徴もたくさんあり、間取り変更が必要になる事もある為、選定が難しいと言われています。
そんなキッチンリフォームを、こちらのブログでは何回かに分けて徹底的に解説、ご紹介させて頂きたいと思います。
キッチンについて知って、ご自宅のキッチンリフォームに役立ててみて下さい。
前回は、システムキッチンについてご紹介させて頂きました。
今回も、引き続きシステムキッチンをご紹介させて頂きます。
システムキッチンとは?(2)
前回までは、セクショナルキッチンとシステムキッチンの違いについて掘り下げてご紹介させて頂きました。今回は、システムキッチンでも様々な種類があるのでそちらについてご紹介させて頂きます。
【形の違い】
①Ⅰ(アイ)型
シンクと調理台、コンロがアルファベットのI字型で一列に並んでいるキッチンです。比較的多く採用されている形で、家電収納や冷蔵庫等の配置がしやすい形となっています。設置方法が様々で、どのような間取りにも対応がしやすいのが特徴です。ですが、幅広になると家事同線が悪くなるデメリットがあります。
※LIXIL 画像提供サービスから引用
②Ⅼ(エル)型
アルファベットのL字型の形をしていて、シンクとコンロが90度で向かい合うように設置されるキッチンです。I型に続き人気の形です。作業スペースが広く、調理の作業効率が良くなり、複数人での調理も行いやすくなります。ですが、設置に広いキッチンスペースが必要になる事と、コーナー部分がデッドスペースになりやすいというデメリットもあります。
※クリナップ 画像データ引用
③Ⅱ(ニ)型
シンクが組み込まれた台と、コンロが組み込まれた台が別々で、2列に分かれている省スペースで設置できるタイプのキッチンです。シンクとコンロが分かれている為、それぞれの台で同時に作業が出来るスペースがあるのが特徴です。ですが、逆にシンクとコンロが分かれている事で、作業中に床に水や食材が落ちやすいというデメリットもあります。
※クリナップ 画像データ引用
④コの字型(U字)
①~③のキッチンにカウンターを足してコの字型にしたキッチンです。U字型キッチンとも呼ばれ、シンクやコンロの配置が自由に出来る事から、数あるシステムキッチンのレイアウトの中でも、自由度の高いことが特徴です。ですが、L型キッチン同様、設置する為にある程度の広いスペースが必要なのと、コーナーがデッドスペースになりやすいというデメリットもあり、また作れるメーカーや材質等に限りが出てきてしまう事があります。
【設置方法】
①壁付けタイプ
キッチンの端から端まで壁に密着させている設置方法です。壁に面している為、調理中の匂い等がダイニングやリビングに行きにくいのが特徴です。調理中は壁を向いて作業に専念できます。
※クリナップ 画像データ引用
②造作壁対面タイプ
キッチンとダイニングの間に造作壁を作って仕切った、セミオープンスタイルの設置方法です。コンロ前は壁としながらも、半分はオープンなので閉塞感がなく、開放的なのが特徴です。造作壁を設置する為、カウンターを設置したり、棚を設置したり自由に設計できます。
※クリナップ 画像データ引用
③アイランドタイプ
キッチン本体が壁に接しておらず、島のように配置する設置方法です。キッチン本体が壁に接していない為、ぐるりと歩き回れて、開放感があり家事同線もスムーズなのが特徴です。また、料理をしながら家族とコミュニケーションも取りやすく、デザイン性の高い近年人気のキッチン配置です。
※クリナップ 画像データ引用
④ペニンシュラタイプ
見た目や仕様は島のようなアイランドタイプに似ていますが、こちらのタイプは言うなら本島から半島のように突き出しているような設置方法です。アイランドキッチンだと4方向がどれも壁に接していませんが、ペニンシュラタイプはコンロ側もしくはシンク側の短手1方向が壁に接しているキッチンです。こちらも料理をしながら家族とコミュニケーションが取りやすく、開放的なキッチンという事からアイランドタイプと同様近年人気のキッチン配置です。
※クリナップ 画像データ引用
天板(ワークトップ)の奥行きも様々で、
【壁付けタイプの場合】:
省スペースな場所でも設置が出来る60㎝。よく採用される65㎝。
【対面タイプの場合】:
メーカーにもよって奥行きが変わりますが、作業スペースを広げられる75㎝前後。カウンターや背面収納としても使える100㎝前後。
いかがでしたでしょうか?
今回はシステムキッチンについて詳しくご紹介させて頂きました。
皆さんは、どのようなキッチンがお好みでしたか?
メーカーさんも様々ありますが、その前にご自宅にある使い勝手の良い形や設置方法を決めていく必要があります。
キッチンの場合、各メーカーさん、そこにしかない特徴が多くありとても悩んでしまいます。
次回は、私がこれまでご紹介させて頂いた中での各メーカーのオススメ機能についてご紹介をさせて頂きます。
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