【Q&A】床材は無垢材と合板材のどちらを選ぶべき?~呉・東広島の住宅リフォーム・新築・不動産~
自然素材 | 投稿日:2019.02.07
こんにちは、オオサワ創研の伊藤です。
今回は、新築やリフォームを計画中のお客様からよく聞かれる質問をご紹介したいと思います。
Q.床材は無垢材と合板材のどちらを選べばいいの?
床材は大きく分けると、自然素材の無垢と加工材の合板の2種類がありますが、それぞれの特徴をしっかり知ってから選ぶのがポイントです。
【無垢材】
無垢材は、木そのものを削って作られた100%天然木の床材です。
- メリット
調湿性にすぐれており、木のぬくもりややさしい肌触りが感じられる床材。
長時間立っていても疲れにくく、経年によって強度や味わいが増していくところも自然素材ならではの魅力です。
1300年前に建てられた法隆寺が現存していることからも、耐久性の高さがわかりますね。
- デメリット
一方で、汚れが付きやすく、メンテナンスしにくいのが難点です。
天然木ならではの収縮があるため 、反りや割れが生じ、隙間ができることも。
なんといっても、合板材よりも価格が高く、初期コストがかかることが最大のデメリットです。
【合板材】
合板材は、複数の薄い板を接着剤で張り合わせた床材です。
- メリット
強度があり、サイズが一定していること、傷や汚れにも強く、お手入れしやすいことが特長です。
また、色目や質感など様々なバリエーションがあるので、お部屋の雰囲気に合わせやすく、インテリア性に富んでいる点も魅力です。
大量生産されるため、無垢材よりも価格が安いことがメリットです。
- デメリット
無垢材に比べると、ツルツルピカピカしていますが、硬くて肌触りが悪く、冷たいのが難点。
調湿性がないので、特に夏場などは湿気でべたべたすることが多くなります。
時間が経つと、色褪せたり表面がはがれたりするため、いずれ張替えが必要になることも。
そして何よりも一番心配なのは、合板材には大量の接着剤が使われていることです。
合板材に使われる多くの接着剤にシックハウス症候群などを引き起こす代表的な「ホルムアルデヒド」が含まれています。
床材は、使用する面積も大きく、肌に直接触れるところなので、それぞれのメリットとデメリットをよく考えて賢く選びたいものです。
オオサワ創研のショールームでは、実際に無垢材と合板材を見て触って比べることができますので、どうぞお気軽にお越しくださいね。
▼詳しくは動画でも解説しています▼
【住み心地・アレルギー対策】
第一講 無垢材と合板材の違いについて
https://www.youtube.com/watch?v=iqhZUWVMZuU
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