瓦の撰び方その弐
屋根 | 投稿日:2018.07.27
皆さまこんにちは、オオサワ創研の秋山聡です。
前々回に引き続き、瓦の撰び方をご紹介します。
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以前瓦の吸水率に注目して下さいとお話しましたが、より詳しくお話ししますと・・・
塩害が予想される地域は海沿いとなり、特に素焼きの瓦の場合は鉄分が多く含まれているため、吸水率が高いと、塩分と鉄分が化学反応をおこし、鉄分が錆びることにより膨張、将来的に瓦に割れを発生させる恐れがあります。
凍害地域でも(寒冷地と呼ばれる地域)、吸水率が高いと、瓦に浸み込んだ水分が凍結により膨張、やはり将来的に瓦に割れが発生する恐れがあります。
私たちが暮らす広島県は一般的に温暖地域である印象がありますが、一山越えれば
スキー場もあり、実は寒冷地の側面も持っている地域なので、海沿いの塩害、一部山間部の凍害、共に注意が必要な地域性なのです。瓦はデザインのみならず吸水率にも注意して選んでみて下さい。
当社には経験豊かなスタッフがおりますので、ご不安な点がありましたら、何なりとご相談下さい!
株式会社オオサワ創研 広店 0120-96-8490