瓦の選び方
屋根 | 投稿日:2018.07.27
皆さまこんにちは、オオサワ創研の秋山聡です。
今回は瓦の撰び方についてお話したいと思います。
新築やリフォームの際、屋根材として瓦を選ぶ事がありますが、皆さんはどうやって瓦を選んでいらっしゃいますか?瓦の形(和瓦、洋瓦)や色合いや、営業担当者の提案などで選ぶ事が殆どだと思いますが、それに加えてこちらの内容も加味して考えてみると、良いかもしれません。
まずはこちらの写真を見て下さい。
なかなかイメージがつかないと思いますが、これは一枚目が凍害、
二枚目が塩害によって割れてしまった瓦の写真です。
瓦は建物にマッチしたイメージで選択する事は大切ですが、建物が建つ地域の特性も考慮しなければこのような事態に陥る可能性もあります。
具体的には沿岸部の地域、また寒冷地と呼ばれる地域では、瓦を撰ぶ際には、瓦の吸水率に注目してみて下さい。
JIS規格では、瓦の吸水率は12%以下と規定されていますが、凍害、塩害に大きく関係しているのが、この吸水率と言っても過言ではないので、規定以下の瓦の中でもより吸水率が低い商品を選んでみることをお薦めします。
瓦が破壊されるメカニズムについては、また改めて・・・。
当社には経験豊かなスタッフがおりますので、ご不安な点がありましたら、何なりとご相談下さい!
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