知っておきたい、外壁塗装の知識:その7
外装・エクステリア・屋根 | 投稿日:2018.07.15
こんにちは、オオサワ創研統括店長の今井です。
梅雨時期は少々うっとうしい季節ですが、雨が多いことで良い面もあります。
なぜ良いのか?については後ほどご紹介します。
今回もよくある質問にお答えして参ります。
外壁塗装、その他の部分は塗装するの?
このご質問についてですが、せっかく足場を組んで、十数年ぶりに外壁を塗装するので、しっかり調査して、10年20年先を意識して考えてみることをお勧めします。
これらの部位を付帯部と呼びます。
①トイ(軒樋・縦樋)
②帯又は幕板又は胴差
③軒裏・破風板
④庇
⑤雨戸
これら①②の付帯部は、塩化ビニール樹脂や強化プラスチック素材のケースが多いので、高圧洗浄後に目粗しケレン(表面の汚れやホコリなどをヤスリ・紙ペーパー・電動工具で薄く研磨する)することで、塗料の密着を良くする。その後、ウレタン樹脂やシリコン樹脂(弱溶剤が適している)で、仕上げ塗装を行います。
③は木部・合板やケイカル板、石膏板・金属板など、多種多様ですので、下地に合った塗料を選定して、外壁よりやや薄めの色彩を選ぶと良いでしょう。
④⑤の付帯部は、鉄素材が多いので、ケレン後に錆止め処理をしっかり行います。旧塗膜(錆びていない活膜)は、剥がさずに塗り重ねても大丈夫です。
下地処理は塗装にとって、とても重要な工程です。
また、取替えしなくても大丈夫かを、プロにしっかり診断してもらうと良いでしょう。
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