知っておきたい、外壁塗装の知識:その6
外装・エクステリア・外壁塗装 | 投稿日:2018.06.08
こんにちは、オオサワ創研統括店長の今井です。
初めての塗装リフォームで不安が多い・・・・、
と言う方は是非、こちらを読んで、ご参考にして下さい。
今回もよくある質問にお答えして参ります。
「高圧洗浄と下地処理、どっちが先が良いの?」
高圧洗浄とは、外壁の長年の汚れやホコリ・コケ・カビ・チョーキングなどの塗装する前の外壁の不純物を綺麗に洗い流す工事ですが、これは、よくお化粧に例えられます。
お化粧をする際に、洗顔をして化粧水でお肌を保水して整えると思います。
これは、塗装で言う下地処理と同じでとても重要な工程です。
いくら良い塗料を上塗りしても、下地処理が粗末だと、数年後にひび割れたり、変色・退色したり、コケ・カビがすぐに再発する可能性があります。
本題の高圧洗浄と下地処理、どちらを先行作業した方が良いのか?
もちろん、下地の状況にもよりますが、高圧洗浄の後での施工の方が良いと思います。
その理由として、ひび割れなど、幅約0.25mm以上の大きなひび割れやスキマは15kmp(メガパスカル)、150キロ以上の水圧が当たった場合、室内や躯体の中に水漏れしてしまう可能性があります。
よって、ひび割れやスキマをモルタルや樹脂・コーキングにて充填補修してからの高圧洗浄が望ましいです。
また、下地処理は砂ホコリを伴うので、高圧洗浄をしてしまうと、下塗と塗膜の間にホコリをかむ可能性がある、ということも理由の一つです。
高圧洗浄ですが、カビやコケが多い下地の場合は、殺菌消毒作用のあるバイオ洗浄をお勧めします。
通常の高圧洗浄では取れないカビ・コケや、0.11mm以下のピンホール(小さな穴)に隠れているカビ・コケ菌に反応して、死滅させることが出来ます。
この施工をしないで、高圧洗浄のみでの塗り替えをして、後で後悔することにならない様にしっかり、担当営業に確認をしましょう。
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