呉市で介護リフォームするなら、オオサワ創研にお任せください!!
内装・インテリア・その他 | 投稿日:2018.02.16
こんにちは、オオサワ創研の高橋です。
前回に引き続き、お母さんの知恵袋は「介護リフォーム第4回」
をお届けいたします。
今回はトイレの安全性です。
トイレはそれぞれの身体状況に合ったトイレスペースを検討することが大事です。
介護のために必要な最低限のスペース、
また身体状況に応じていくつかの例に分けて説明いたします。
1.お一人で行ける方(杖や手すりを伝って歩ける方)
トイレの壁面にL型の手すりを設置する方法があります、
タテ手すりがあると、便器に座ったり立ち上がったりの動作をサポートできます。
ヨコ手すりがあると、立ち上がるときはもちろん、座っているときに身体を安定させるのに便利です。
L型手すりはこれらを併せ持っており、自分で出来ることを安全に増やすことが出来ると思います。
介護される方の身長や利き手などによって取り付け位置を確認して設置出来ます。
但し下地処理が必要です。
畳1枚分のサイズがあれば対応きます。
2.なんとか歩いて行かれる方(杖や介助者の支えあり)
上部のイラストを参考にしてください。
便座前方を60cm以上、便座側方を50cm以上
便座側方を50cm以上(側面で介助可能なサイズ)
出入口のサイズ 75cm以上(介助に必要な最小のサイズ)
全体で約0.4坪(80×125cm)〜0.5坪(80×165cm)
このスペースが最低限必要です。
3.車椅子を自力走行できる方
便座前方を85cm以上・便座側方を70cm以上・出入口を80cm以上
(車椅子が通る最低サイズ)全体で約0.75坪(165×125cm)
4.洗面室と一体化
下記の写真のように、トイレ部分でスペースが取れない場合は、
洗面室と一体化することで最低限の必要スペースを確保することが出来ますね。
車椅子で介助者の補助が必要な方は、
要介護度に関係なく費用20万円までで、その9割が支給されます。
また、工事費用が20万円になるまで、複数回の利用が可能です。
次回はお風呂についてお話しいたします。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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