屋根瓦葺き替え施工の注意点②
外装・エクステリア・屋根 | 投稿日:2018.02.04
こんにちは、オオサワ創研統括店長の今井です。
先日施工させて頂いた屋根葺き替え工事、前回に引き続きご紹介します。
前回は、既存屋根の撤去から、瓦を葺く前の屋根下地の工程を
お話いたしました。
前回のブログを見られる方はこちらから・・・・
そういえば、前回のブログにお問い合わせが合った中で、
「よく屋根葺き替えの時って、瓦をめくって夜雨が降ったらどうするの?」
とお客様に問われます。
大きな面積のお家でしたら、ブルーシートなどで漏れないようにしますが、
一戸建てで(30坪位)ですと、一日で人数をかけて、防水シート貼りまで行います。
シートさえ貼ってしまえば、漏れることはありません。
④瓦荷揚げ、間引き
大変な重労働ですが、熟練職人さんが手際良く、
施工し易いように間引いていきます。
⑤屋根の平面部分施工
屋根の平面部分 (屋根の平面部一般的な屋根の部分です。平部(ひらぶ)とも呼ばれています)に間隔良く並べ、下部の写真のように、釘を打って固定していきます。
⑥屋根平面部分施工完了
⑦棟瓦の施工
棟とは屋根の頂上にある水平な部位で、棟(むね、ぐし)、主棟、大棟とも呼ばれます。
⑧棟押さえ、漆喰施工
⑨完成
今回の施工は、三州瓦を採用させて頂きました。
愛知県で多く生産されている瓦材で、日本で一番多く使用されている瓦です。
断熱・遮熱性能に長け、凍結しにくく、地震や台風に強い瓦です。
瓦材もそうですが、正しい施工手順や施工方法の選定がとても重要です。
もっと詳しく説明がお聞きしたい方は、下記連絡先にお問い合わせ下さい。
株式会社オオサワ創研 広店 0120-96-8490