シロアリの駆除・防蟻処理方法
その他 | 投稿日:2017.09.09
こんにちは、オオサワ創研:焼山店 ショールームスタッフの加藤です。
いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。
①ではシロアリ被害のセルフチェックをご紹介しました。
では実際にシロアリを発見した時に、どのように駆除するのか?
また、予防策はあるのか?などを詳しくご説明していきたいと思います。
駆除と防蟻処理の違い
シロアリ駆除
駆除とは、現在生息しているシロアリを殺虫する作業です。
下記の場合は駆除に該当します。
・シロアリ被害に遭ってしまった
・シロアリ(羽アリ)の生息を確認した
シロアリの防蟻処理
防蟻とは、木材をシロアリに食べられない様にする為の作業です。
下記の場合は防蟻処理に該当します。
・お家を新築する
・まだシロアリ被害に遭っていないが、これから被害に遭わないように予防したい
具体的な施工手順
シロアリ駆除
しっかりと養生をする
↓
和室畳下の開口作業(床下への出入口が確保できない場合)
↓
薬剤散布
※5年保証。合成殺虫剤を散布するため、人体への影響が心配です。
また、合成殺虫剤は揮発分解してしまうので3~5年程度で効果がなくなってしまいます。
そのため一時的な駆除は出来ても、長期にわたり防蟻することができないのがデメリットです。
シロアリの防蟻処理 ホウ酸について
しっかりと養生をする
↓
和室畳下の開口作業(床下への出入口が確保できない場合)
↓
ホウ酸処理
※ベタ基礎(建物の基礎全体が鉄筋コンクリート)の場合は10年保証。
布基礎(建物の壁がある部分のみコンクリートの基礎が配置されていて、
その他の部分は土)の場合は保証がつきません。
ホウ酸は自然素材なので、人体に無害です。
また、合成殺虫剤のように揮発しないため、再処理をしなくても効果が持続します。
まとめ
やはり一番のおすすめは、これから新築される場合は特にホウ酸処理でシロアリ被害を予防することです。
新築時には、木部すべてにホウ酸処理を施す事ができるので、予防効果を最大限まで発揮できます。
また、リフォームの場合でも現在シロアリ被害に遭われていない方は、ホウ酸処理で予防し被害を事前に防ぐことが可能です。被害に遭ってからの対処よりも、予防をしておく事が経済的にも安心です。
いかがでしたか?
シロアリ駆除や予防について、ほんの少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
シロアリかも?とお悩みの方は、すいせん工房までお気軽にご相談ください。
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