トイレの交換って簡単?排水芯って何?実は奥が深いトイレ交換の工事のトリビア!①

トイレ交換って簡単でしょ?

リフォームでのよくお問い合わせ頂くのがトイレの交換についてです。

お電話を頂く時に、お客様からよく言われるのが

「トイレ交換の工事金額を概算でも良いので教えてもらえませんか?」

「チラシに載っているトイレ、うちにつけられるか分かりますか?」など…

金額が早く知りたい。家まで来てもらったら断りづらいので電話で聞きたい。

お客様のこのような気持ち、とても理解が出来ます。

お電話口では、ある程度の概算金額をお伝えする事は出来ますが、実はトイレ交換ってとても奥が深くて、現場を実際に見てみると伝えた以上の工事費用がかかる事があります。

「聞いていた話と違う!」とならない為に、弊社では見積が無料なので現地調査をしてからのお見積りをオススメしています。

そうです、トイレ交換って意外と難しいのです…。

 

トイレ交換って何が難しいの?(1)

では、なぜトイレ交換で現場調査が必要なのかをご紹介させて頂きます。

今回は、標準仕様のトイレ交換編です。

それでは現場調査の際に、担当者が確認するポイントはこちら。

 

1)トイレの品番/排水芯

 今ついているトイレ(既存便器)の品番の確認と、排水芯についての確認が必須です。

 では、排水芯とは何なんでしょうか?

 トイレには壁から排水配管が伸びている【壁排水】と床から排水配管が立ち上がっている【床排水】の2種類があります。(下記の画像参照)排水芯とは、背面壁や床から排水配管の真ん中(芯)までの距離の事を言います。今のトイレは共通の標準芯がありますが、以前まではトイレはトイレごとに排水芯がありバラバラだったので、トイレ交換の時に排水移設や部材が必要な事があります。また、トイレによっては対応できない事もあるので要注意です。さらに、現場で排水芯を変える事が出来るトイレもあるので、品番の確認もとっても大切です。

呉市 リフォーム 床排水、壁排水、トイレ

※TOTO COM-ETより引用

 

 

2)トイレの給水位置

 給水の配管が排水同様に壁から出ているか床から出ている現場もあるので、どちらなのか、また向かって左右・真ん中とどの位置から立ち上がっているのか確認が必要となります。というのも、トイレの標準給水ホースも長さが決められており、長さが届かなかった場合はフレキ延長や長さの合う給水ホースの発注が必要なケースがあります。そして、リフォームでよくある事例で壁隅にタンクがついている隅付きタンクトイレの場合は、壁の真ん中に給水配管がある事があります。その場合、通常のタンク式トイレをつける場合は手前に出して設置、もしくは配管移設が必要となります。配管移設についても、どこから給水が立ち上がっているのかで付随してくる工事が変わるので、要注意です。

 

 

3)汚水桝や汚水配管、過去の詰まり歴

 外の汚水桝や汚水配管の状況や、過去の詰まり歴の確認をさせて頂きます。

 以前までのトイレは、1回流すと約13ℓ程の水を使って流していましたが、最近のトイレのほとんどは6ℓ~3.4ℓで多くても8ℓとなっている為、過去に何度か詰まっているお家については、トイレ交換後に外の汚水桝や汚水配管が詰まる可能性があります。詰まる原因も、元々の新築時に配管勾配が取れておらず流れにくいケースや、汚水桝が鉄蓋+モルタル成型で作っており経年劣化でモルタルが欠けて引っ掛かりやすくなっているケースや配管内に木の根っこが入り込んでしまっているケースなどで様々です。このような詰まる可能性がある場合は、トイレ交換と合わせて外の汚水桝と配管工事をご案内させて頂く事があります。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回はトイレ交換における現場調査ポイントについてご紹介させて頂きました。

給排水関係が主でしたが、その他にも確認するポイントがありますので引き続きご紹介させて頂きます。

もっと詳しい事が知りたい、うちはどうなのかな?という方は、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせくださいませ。

お家の事はぜひオオサワ創研にお任せ下さい。                                           

ありがとうございました!

 

 

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